2010-01-01から1年間の記事一覧

「フランダースの犬」は構成がいい

35年ぶりに「フランダースの犬」ラスト2回を観た。アニマックスで。 クライマックスに向けて場面場面が緊密に組み立てられている。 で、後日談も何もないんだよね…そこがまたすごい。 なおルーベンスの絵は盛り上がった肉体がよく描けている…のだろうな。…

涼しい。秋がやって来たのだ。ピース。

一杯のコーヒーから

コーヒーを入れたら強すぎたよ。ほどほどがいちばん―おそらく何ごとも。

ふと思った

グラムシのキーワードに「有機的知識人」というのがあるが、あれは組織的知識人のことではないか。 その訳語を採用していればわかりやすかっただろう―やや即物的に過ぎ含蓄を欠くとしても。

『シューマンの指』

奥泉光『シューマンの指』(講談社)を読んだ。 本書は一切の予断を廃して読まれるべきである。ミステリー読みが擦れてくると、あのパターンではないか、このパターンではないかという具合についつい考えてしまうものだが、それはかえって物語の興をそぐもの…

どういうわけだろう

カリスマ美容師さんに髪を切ってもらった。 モヤモヤした気持ちがスッキリするのはとても不思議だ。

コレステロール値の改善

健康診断の結果がわかった。 特にどうということはなくコレステロール値も改善された。この調子。 なおコレステロールについては以下の文献リストが参考になりそうである: http://100.yahoo.co.jp/detail/コレステロール/[参考文献]/

バリウムの向上?

健康診断でバリウムを飲んで来たよ。なんか前より飲みやすくなった気がする。そういえば萩本欽ちゃんがバリウム飲むの好きとかテレビで言ってたな昔。

やねごんさんの日記を漢字仮名交じりになおしてみた

以下は、はてなブックマークのほうで話題になったやねごんさんの日記(http://d.hatena.ne.jp/lever_building/20100622#p1)です。やねごんさんは仮名表記を旨とする方です。有用な情報を含んだ日記が表記ゆえに広く読まれにくいのはもったいないのではない…

円高のせいかしら

タワーレコードの掘り出し物、フルトヴェングラーの振るベートーヴェン交響曲全集を聴いている。 この人はライブがすごいんだよね。 惹句の日本語が面白い。「…ますます深刻にデモーニッシュになっていった不世出の大指揮者フルトヴェングラー最晩年の最後の…

天の恵み

昨日の雨のおかげで田に水が入っていたよ。 天の恵みに感謝。

メールはなかなか

メールを取った。チェックしたのは5月18日分まで。

ワールドカップのポスター切手

買ってあったワールドカップのポスター切手がいい感じだったのを思い出したんで、使うことにしたよ。 http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2010/h220531_t.html

いい文具

4色ボールペン「ジェットストリーム4&1」が届いた。 インクの粘度の具合だろうか、非常に書きやすい。 私はアスクルさんで買ったのだが、価格コムあたりで一番安いところを調べてみるのもいいように思う。

小熊英二・高原基彰の対談

『atプラス』04号に載っている小熊英二・高原基彰の対談を読んだ。 示唆に富む内容ではあるのだが、高原基彰氏の『現代日本の転機』における議論を読んでいないと何ともいえないような感もあるので、読んだ上で改めて取り上げたいと思う。 とはいえ、現…

30年ぶりに読むベストセラー航海記

堀江謙一『太平洋ひとりぼっち』(角川文庫、1973年(原著は文芸春秋社、1962年))を30年ぶりに読んだ。 あらためて読みかえしてみたとき最も強い印象を受けたのは、太平洋のヨット横断を準備する過程での、筆者の目的合理性、なみなみならぬ意志の強さであ…

ものすごく充実しているFree Books

本を読んでいて、原文ではどうなっているかを調べたら行き当たったウェブサイト。 http://www.archive.org/details/texts (たぶん英語圏メイン。) テキストの数は約2百万とひじょうに充実している。感動した。良い時代になったものである。 本の一つ一つ…

ギブ&バイ

スターバックスの前を通ったらインスタントのキャンペーンをやっていたので試しに飲んでみた。 うーんストロング金剛。 コロンビア・ブレンド3本入りスティックを買った。 一本当たりになおすと自動販売機の缶コーヒーよりも安い。 お湯は一杯分180ml入れる…

近過去の歴史について―小熊英二×高橋源一郎の対談より

ツイッターでも話題の、小熊英二×高橋源一郎「1968から2010へ」(『文學界』2010年5月号、所収)を読んだ。感想がふつふつと湧いてきたので書きつけておく。 冒頭、小熊英二は『1968』を「現在の二十歳ぐらいの人たちに読んでもらいたい」と言うが本当にそう…

毛利透『自由「濫用」の許容性について』を読んだ

毛利透『自由「濫用」の許容性について』(阪口正二郎(編)『自由への問い 3 公共性』(岩波書店、2010年)所収)を読んだ。 これは、「ワイマール・ドイツの反省を踏まえ戦後ドイツはたたかう民主制の立場をとり続けている」というありがちな図式を(クリスト…

マルクス『資本論 第一巻』(長谷部文雄訳、世界の大思想18、河出書房、1964年)を読んだ。

書店には資本論の早わかり本もずいぶん出ているけれども、まずは原典だよなあと思ったので。 ちゃんと第一巻が一冊にまとめられているところも良い。文庫だと分冊でしょう? バラバラなのはどうもね。 資本論の第一巻は、第二巻以下と違って、マルクスが生き…

初期ユーミンは見直されるべき

荒井由実の一枚目のディスク『ひこうき雲』を聴いている。 「きっと言える」あたりをきっちり聴こうと思って買ったんだが、8曲目の「雨の街を」がすごく良かった。なんだか知らないけど泣けてくるんだよね…。 まだ聴いたことがない人は人生の楽しみが残って…

教えてダイアリー

五輪真弓の「リバイバル」を聴いている。 いやー、歌はいいね。 これ、カバーしてる男の歌手がいたんだよ。うまかった。二十年以上前の話だが。誰だっけな?

年賀状の返事を書いた

年賀状の返事を書いた。今ごろ。 やっと気が向いたというか。

信頼できない語り手

カズオ・イシグロ(著)土屋政雄(訳)『日の名残り』を読み返した。 調べてみると、カズオ・イシグロの作品は「信頼できない語り手」というキーワードとともに語られることが多いようである。 それを念願に置いて読み返すと、この小説は、「イギリスの落日…

僕のテレビは地デジで

うちのテレビジョンがデジタルになった。画面がくっきりしたのはいいが、かえって平板に見えたりすることもある。 カメラが大きく振れたりズームアップして酔いそうになることもある。 ハイビジョンもまた見れるようになったので、トータルでは良し。あれは…

茶色い野ウサギ

帰り道で野ウサギを見た。茶色だった。なかなか逃げないので写真に撮ろうと携帯を出したら逃げていった。

栄養素の通になる

ネットの評判を聞いて年末に買っておいた、上西一弘『栄養素の通になる』(女子栄養短期大学出版部)を少しずつ読んでいます。 これはいい! わかりやすい。内容もかなりの水準を保っています。ガチガチにテキストブッキッシュでなく読みやすい。健康本にあ…

お正月の年賀状

年賀状書いてます。年賀状はお正月に書くものだという考えで。 年賀切手はあるかなー。

年頭に思う

なんだか薬草が効きそうなのでお屠蘇を飲むことにしました。能書きによると、前の晩に仕込んでおくとのことですが、いっかー。 年賀状を見て字が上手いのに惚れ惚れしたりとか。 ブックマーク・コメントにも書きましたが、あらためて中長期的な展望が大切だ…