2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

フュレの革命史

支払いが後払いでよい極東書店からフュレの『フランス革命、1770-1814』(Blackwell Pub)が届いた。 和訳はないのだが英訳はある。ありがたい。

福沢諭吉の伝記

平山洋さんの『福沢諭吉』(ミネルヴァ書房)を読んだ。私はむかし福沢が学んだとされる土蔵に行ったことがある。昼でも暗いのに驚かされた。ともあれ、私のような中庸ナショナリズムの人にとって本書のスタンスは快いものである。著者の仮説―『丁丑公論』は…

ジャコバン独裁も独裁

柴田三千雄「フランス革命とヨーロッパ」(『世界歴史18』岩波書店、1970年、所収)を読んだ。岩波講座世界歴史〈第18〉近代 (1970年)フランス革命の核心をジャコバン主義に置きつつ同時代のヨーロッパ史に位置付けているのは興味深い。ただ、このジャ…

酔った

酒を飲んでバスに乗ったら久しぶりに酔ってしまったんだ。オヤジが酒に呑まれる人だったので、おれは飲まないのを基本にしているのだが。合わせ技であろうか。ともあれビニール袋を持っておくべし。

史観の成熟

フランソワ・フュレ『フランス革命を考える』(岩波書店)を読んでいる。歴史は善玉と悪玉でできているような単純なものではないことを、史実を綿密に追いつつ激しく説いた一冊である。「ドゥニ・リシェとともに五年前(注、1970年)に出版した一般読者向け…

基本だが

今日の掘り出し物は、西きょうじ『英文読解入門』(代々木ライブラリー)。解説が予想以上によい。

友達に教えてもらったポル・ポト関連リンク

山形浩生さんによるショート著の解説 http://cruel.org/onebook/polpotasahi.htmlポル・ポト政権時代に記者だった井川一久さんの証言。必読。 http://www.geocities.com/Athens/Rhodes/8399/ikawa/index.html