2011-01-01から1年間の記事一覧

堀田善衛『インドで考えたこと』(岩波新書、1957年)

堀田善衛『インドで考えたこと』(岩波新書、1957年)は興味深い本である。インドの風土―焼けつくような昼の暑さと震えるような夜の寒さ―が伝わってくる。 アジア・アフリカ作家会議の一員としてインドに行った著者は、多数の人々の貧しさを見聞きした。イギ…

新装開店

このブログは…たぶん シンプルさを追求した作りなんじゃないかな? なんかゼロベースからのやり直しぽい気もする。これはこれでアリかなあ…

[書籍] 高橋信『マンガでわかる統計学』

高橋信『マンガでわかる統計学』(オーム社、2004年)を読んだ。 学習マンガのたぐいは小学生の頃に『漫画で読む日本史』のようなものを読んで以来だ。 統計学というものの雰囲気をつかむ上で大いに参考になった。 統計についての啓発的で軽い読み物としては…

岡田英弘『日本史の誕生』

岡田英弘『日本史の誕生』(弓立社、1994年)を読んだ。 古代史はよい。日本というアイデンティティーができたのは白村江の戦い以降のことだとか、邪馬台国の位置の推定だとか。とても面白く読めた。 しかし近現代史には問題がある。それも小学生にもわかる…

ジョブズの贈り物

iPhone 4Sを買った。タイマーの文字盤を回すときカラカラと音がするなど、ジョブズのこだわりが詰まった逸品といえる。Kindleをはじめアプリも充実してきた。 これからも楽しみだ。

夏の元気ジュース

ゴーヤーをミキサーにかけてジュースにしてみた。 苦くない。サッパリしている。元気が出る。蜂蜜その他を入れる必要も特にない(お好みで入れても良いかもしれない)。 黒柳徹子もお薦めのジュース。ぜひ試してみると良いと思います。

どこから来たのか

長澤まさみ…元「モーニング娘。」の人…と思いこんでいたよ。 なんか似た名前の人がいたっけ? 調べればわかる話…→わかった。

生の茶葉

茶摘みをしています。葉っぱを生で噛んだら薬みたい。禁煙したい人用に売り出したらいいんじゃないかな?

道で[補足あり]

道でタヌキを見た。意外なことに、足を揃えて走るのな。昔の人がタヌキを兎と結びつけて考えた結果カチカチ山の話ができたとか?(※補足)参考になる動画。途中から走り方が変わる。↓ http://zoo2.zool.kyoto-u.ac.jp/ethol/showdetail.php?movieid=momo0703…

連想ゲーム

メーテルリンクという文字列を見たら、「鉄郎、ここをダブルクリックするのよ」と言っているメーテルが浮かんだ。

台所に。こんど

id:logic_masterさんの所で知って以来ずっと気になっていた台所用品の「激落ちくん」を買って使ってみた。これはすごい。湯飲み茶碗も面白いようにピカピカだよ! ドイツの技術力なのかなーとかネーミングは各国でどうなのかなーとか様々なことを思った。気…

今度出る小熊英二の時評集は買いだ

『私たちはいまどこにいるのか 小熊英二時評集』(毎日新聞社、2011年3月刊)を予約注文した。雨宮処凛さんとの対談をはじめ魅力的な内容になっていそうだ。前著『1968』(上下巻、新曜社)は、例えば連合赤軍の事件に極めて説得力のある解釈を与えるなど、…

ゴッホ展に行った

九州国立博物館でゴッホの絵を観た。本物は圧倒的だ。「馬鈴薯を食べる人々」の腕は今にも動き出しそうな迫力だ。「草むらの中の幹」で花々は遠くの星のようにまたたいている。「アイリス」の活けられた花束は動いているのだ。 なぜこの記憶が鮮明なのかとい…

英語教科書の題材[補足あり]

中学の英語の検定教科書(ニュークラウン2年)をめくっていたらカンボジアの地雷の話が出てきた。こうした題材を扱うことは基本的には良いことである。ただし教科書にはその歴史的背景の解説はほぼ皆無に等しい。当然といえば当然かもしれないが…。 さて、…