2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

さいきん

ドリップパックのコーヒーを飲んだりしている。 違いがわかる何とやらって感じ。

今夜もポスト・イット

斎藤孝さんに『三色ボールペンで読む日本語』(角川文庫)という本があります。中味を要約すると、本を読んでいて大事だと思ったところには青線を、非常に大事だと思ったところには赤線を、個人的に面白いと思ったところには緑線を引け。線は重なってもよい…

ここで問題です

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/d638153169a9af2f4000f24ac9d8d891 […]左翼は、ナショナリズムを非合理的な感情として軽蔑してきたが、彼らの国際主義よりも文春的ナショナリズムのほうが、はるかに大衆的リアリティを持っていたのだ。丸山を初めとする…

国民による法案提出権を確立しよう

毛利透『民主政の規範理論 憲法パトリオティズムは可能か』(勁草書房)を読んだ。民主政の規範理論―憲法パトリオティズムは可能か作者: 毛利透出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2002/03メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (21件) を見る…

読書中

毛利透『民主政の規範理論 憲法パトリオティズムは可能か』(勁草書房)を読んでいる。 あとがきを読むと、筆者の原問題意識(日本憲法学の通説で人権論と統治機構論がうまくつながっていないのはなぜか? その打開の道はどこにあるのか?)が非常にハッキリ…

新聞の報道で

今村仁司先生の物故を知った。私は、国分寺の東京経済大学に半年通ってアドルノやハイデガーについての講義を聴き、大いに動機付けられたものだった。

惑溺としての格差社会論

現在、格差社会の問題として取り上げられている諸問題は、つまるところ貧困問題と労働問題に帰着する。 したがって、現在、格差社会の考察に向けられているエネルギーは、貧困問題と労働問題の考察と解決に振り向けられる必要がある。 このように言うと、げ…

急がば回れで憲法を考える手がかり

憲法に関する論議が盛んである。そんな中、 毛利透「市民的自由は憲法学の基礎概念か」(井上達夫編『憲法1 立憲主義の哲学的問題地平』岩波書店、所収)を読んだ。 実に刺激的な論考である。筆者の結論は、憲法は表現の自由の行使を促進するよう人々に動機…

渋谷系与死金属

遅ればせながら若杉公徳の『デトロイト・メタル・シティ』(白泉社)[→bk1]を読んでいる。 主人公のとっさの行動をギャラリーがすべて良いほう(?)に誤解してくれる所などは、加瀬あつしの『カメレオン』みたいだ。キャラクターの作り方は新田たつおの…