2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

毛利透『自由「濫用」の許容性について』を読んだ

毛利透『自由「濫用」の許容性について』(阪口正二郎(編)『自由への問い 3 公共性』(岩波書店、2010年)所収)を読んだ。 これは、「ワイマール・ドイツの反省を踏まえ戦後ドイツはたたかう民主制の立場をとり続けている」というありがちな図式を(クリスト…

マルクス『資本論 第一巻』(長谷部文雄訳、世界の大思想18、河出書房、1964年)を読んだ。

書店には資本論の早わかり本もずいぶん出ているけれども、まずは原典だよなあと思ったので。 ちゃんと第一巻が一冊にまとめられているところも良い。文庫だと分冊でしょう? バラバラなのはどうもね。 資本論の第一巻は、第二巻以下と違って、マルクスが生き…

初期ユーミンは見直されるべき

荒井由実の一枚目のディスク『ひこうき雲』を聴いている。 「きっと言える」あたりをきっちり聴こうと思って買ったんだが、8曲目の「雨の街を」がすごく良かった。なんだか知らないけど泣けてくるんだよね…。 まだ聴いたことがない人は人生の楽しみが残って…