今夜もポスト・イット

斎藤孝さんに『三色ボールペンで読む日本語』(角川文庫)という本があります。中味を要約すると、

本を読んでいて大事だと思ったところには青線を、非常に大事だと思ったところには赤線を、個人的に面白いと思ったところには緑線を引け。線は重なってもよい。積極的に書き込め。
ということになります。(これだけです。)
試してみるとわかるのですが、これはなかなかよい方法です。
ただ、一つ難点があります。自分の本ならいいのですが、図書館などで借りた本の場合には、線を引いたりするわけにはいきません。
そうした場合にお薦めなのが、三色の付箋を使うことです。

具体的には、大事だと思ったところに青の付箋を貼り、とても大事だと思ったところに赤の付箋を貼り、面白いと思ったところに緑の付箋を貼るわけです。付箋の上には書き込みもでますから、必要に応じて要約やコメントを書きます。
あとは付箋をコピーするだけで、自然に読書ノートができます。
私は、このようにしている人をあまり見たことがありません。
なお、私がこの三色付箋方式を思いついたのは、斎藤さんの『三色ボールペン情報活用術』(角川書店)を書店で見かけた頃のことでした。実は、今日たまたまこの本を手に入れたところなのです。これを機にじっくり読んでみます。
三色ボールペン情報活用術
斎藤 孝〔著〕
角川書店 (2003.6)
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