文学

ロープシン(著)工藤正広(訳)『蒼ざめた馬』を読んだ。

手記の形を取った自伝的作品とのこと。 まず、インテリゲンチャをきちんと体制に取り込むことができずテロリズムに追いやってしまったかつての帝政ロシアが罪作りだったという背景は確認しておく必要がある。 しかし、テロリズムの人々の心情はわかるのだけ…

ガーディアン紙が村上春樹のイェルサレム賞受賞について書いた記事を訳してみた

気が向いたので、イェルサレム賞を取った村上春樹氏に関するガーディアン紙の記事を訳してみた。元の記事全体のURLはこちら。 http://www.guardian.co.uk/books/2009/feb/16/haruki-murakami-jerusalem-prize試訳は以下の通り。村上、イェルサレム賞受賞への…