史観の成熟

フランソワ・フュレ『フランス革命を考える』(岩波書店)を読んでいる。

歴史は善玉と悪玉でできているような単純なものではないことを、史実を綿密に追いつつ激しく説いた一冊である。

「ドゥニ・リシェとともに五年前(注、1970年)に出版した一般読者向けの大革命史」が読みたくなる。未訳。