近世から現代に至る陽明学的心性を浮かび上がらせ、その光と影を描いた本である。 叙述はたいへんわかりやすい。所々にやや気になった点はあるものの、論旨の見事さはそれを補って余りある。 惜しむらくは最終章。それまでの明解さとはうってかわって、ひど…
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