ライ麦畑で何とかしよう

 はてな界隈がホロコースト否認の話で揉めてますね。
 例の南京事件については、南京事件FAQ ( http://wiki.livedoor.jp/nankingfaq/ ) がよくできています。(注1)
 ホロコースト否認についても同様にやればいいんじゃないかな。(注2)
 それにしても、あまり他人様を追いつめる言い方はよくないです。
 小林よしのり氏や藤岡信勝氏にしても、はじめからああだったわけではありません。当初は「東京裁判史観でもなく大東亜戦争肯定論でもない、司馬遼太郎の小説のような国民的歴史教科書を作ろう」などという意味のことを言っており、歴史学界隈の左翼の人たちによるお定まりの批判はむしろマイナスに作用したきらいがあったと思うんですよ。
 人は誰だって錯誤をします。むしろ錯誤によって学ぶようになっています。
 ただ、良い学び方をする場合とその逆の場合があります。
 売り言葉に買い言葉で人が引っ込みのつかないところに行ってしまうことはよくあることで、それは賢明な振る舞いによって未然に防ぐことができます。
 ものの言い方には気をつけましょうね。(注3)

(注1)あれは確か掲示板で気運が盛り上がって今があるのではなかったかな。

(注2)たとえばパレスチナ問題についても同様。

(注3)これはものすごーく大事なことです。人格を磨いて、良い言葉を使うようにしましょう。そもそも、他人様に「あいつは気にくわない。あいつの触れ回る○○問題など知ったことか」などと思われてもいいですか? そうではなくない?