損して得取れ
■損して得取れ
私の愛読しているメルマガ
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000109759
より引用
昔納品に関して、何かの手違いで、
納品期日に納品できない緊急事態が発生しました。そこで私はすぐ競合会社に飛び込み商品を購入し、
それでも足りなかったため、自分の小売店顧客を回り、
小売価格を払って買い集め、それを卸価格で卸したことがありました。小売店はみんな納入価格で結構ですよと言ってくれましたが、
みなさんは小売ビジネスをしておられるから
小売価格を手にするのは当たり前でしょうと説明し、
結果として小売店からは感謝され、
その後のビジネス展開におおいに役立ちました。またあるときは船便で商品を送ってもらうのでは間に合わないので
航空便で目の飛び出るほどの運賃を払って
既存の卸価格で出荷したこともありました。日本のメーカーやサプライヤーは
出荷が遅れて申し訳ありません、ですみますが、
顧客と接している我々としては、とにかく納品することが至上命令です。
コストをうんぬんする余裕はありません。しなければならないことは何か、
それを実行することだけが唯一の選択になります。[中略]
問題が発生したとき、
それはその目前の問題解決だけで済むことか、
それともそれ以上の問題かを瞬時に判断し、
正しい処置を取られることをおすすめします。