尾崎豊「シェリー」にクラクラ

 書店で経営の本を買い、図書館で文学の本などを借りた。

 帰り道、カーラジオで尾崎豊の「シェリー」がかかった。不意打ちだ。完全に持って行かれた。よくあんな中二病みたいな歌詞を書いて、しかも発表するものだ。人は理由のないことはしないので、尾崎氏にもああいう歌詞を書かねばならないだけの切実な何かがあったのだろう。分かる。分かるが、普通は朝になって頭が冷えたらボツにして、黒歴史ノートの埋め草になるだろう。もっとも、タイトルを「糟糠の妻に捧げるバラード」(?!)とかにせず「シェリー」にするあたりがセンスではあろうか? それにしても、ああいう歌がヒットするなど今では考えられないように思われる。