桑田変じて蒼海となり、清水幾太郎変じて核武装論者となる

小熊英二清水幾太郎論が待ちきれないので、『清水幾太郎著作集14―わが人生の断片』(講談社)を読む。やっぱ文章うまいよな。
(*追記。小熊英二清水幾太郎―ある戦後知識人の軌跡』(御茶の水書房)はここで買えるかもしれないようです。)

ホブズボーム『帝国の時代1875-1914』(二巻本、みすず書房)を読む。面白く読みごたえがある。

マルクス『新編輯版ドイツ・イデオロギー』(岩波文庫)[bk1amazon]を読む。エンゲルスが何を書き、どう推敲し、マルクスがどう加筆したかがわかるように活字が組まれた、共産趣味者必携の萌え本である。河出書房版はもっとすごい(直筆原稿画像付きの対訳だ)が、携帯しにくいし品薄みたいなので。