朝飯前

ハンナ・アーレントカール・マルクスと西欧政治思想の伝統』(大月書店)[bk1amazon]を読む。思った以上に読みやすい。

サイモン・ラトル指揮ウィーン交響楽団「ベートーベン交響曲全集」(東芝EMI)を聴く。特に5番の終楽章の管楽器の響きはみずみずしく、かつ華やかである。3番、6番、9番もいい感じ。これで7番が良かったらいうことないんだけどなあ。

■ジェフリー・ティモンズ『ベンチャー創造の理論と戦略―起業機会探索から資金調達までの実践的方法論』(ダイヤモンド社)[bk1amazon]第三章読了。まだまだ先は長い。

仲正昌樹『「不自由」論―「何でも自己決定」の限界』(ちくま新書)[bk1amazon]のプロローグを読む。ツッコミ所満載である。第一章を読む。やはりツッコミ所満載である。仲正のアドルノ理解、アーレント理解はどの程度の妥当性を持っているのであろうか? 稲葉振一郎さんはかなり評価されていますが、それはそれとして−当たり前のことですが−原典に当たって確認する必要があります。