政治の分析

 中北浩爾『現代日本の政党デモクラシー』(岩波新書、2012年)を読んだ。リクルート事件から野田政権の終焉までを、政党の動きと民主政のあり方を軸に分析した好著。著者にはぜひ、第二次安倍政権を検証してほしいと思う。

[補足] 著者には『自民党政治の変容』(NHKブックス、2014年)があり、まさにそれを扱っているようだ。