顕在化されなかった論点

宮台真司ダイアローグズ1』を拾い読みしました。
宮台真司さんは昔、対談で宮崎駿さんを怒らせてきたと書いていました。
どんなものすごい内容の対談なのか確認しようと思って調べましたが、それらしい内容はありませんでした。
雑誌"Views"に載せる際に編集でカットされて、それをそのまま本に載せたのでしょうか?
「そんな殺伐としたものは見たくない」と思う向きもあると思います。その気持ちはわかります。
しかしながら、両者の相違が「少女観」をめぐる思想的・実存的分岐をなすものと考えるならば、やはり実際の対談がもっと忠実に再現されてしかるべきだったと思います。
皆さんのご意見はいかがでしょう。

宮台真司ダイアローグズ 1
宮台 真司著 / 斎藤 学〔ほか述〕
N/A (2007.1)
通常24時間以内に発送します。
追記:キャンペーンブログによると、掲載の対談は編集者が仕切り直しをした第二ラウンドとのことである。なぁんだ。